22日のアジア市場で金価格は上昇した。FRBの利下げ観測により、2週連続の上昇に続く形となった。
午後1時15分時点で8月の金先物は、0.1%高の1,427.75ドルと小幅高となっている。
IMFによる米ドルが割高であるとの発言や、トランプ米大統領による利下げ要請によって金価格は支えられた。
19日、トランプ米大統領はFRBが「誤った思考プロセス」に固執していると揶揄した。
市場参加者の多くはFRBによる利下げが最低25bp行われる事を予想しており、一部は9月のFOMC後に50bpの利下げを期待している。
金価格は今日のアジア株式市場の弱さにも支えられた。香港のハンセン指数は約1%安となり、他のアジア主要市場も下落している。