40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

サウジアラムコ、米国外で世界最大のシェールガス開発に着手

発行済 2020-02-25 16:24
更新済 2020-02-25 16:29
サウジアラムコ、米国外で世界最大のシェールガス開発に着手

[ダンマン(サウジアラビア) 24日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ (SE:2222)は、米国外で世界最大規模となるシェールガス田開発に乗り出す。国内へのガス供給を増やすとともに、発電所で使用する石油を減らす。同社のナセル最高経営責任者(CEO)が24日、ロイターとのインタビューで明らかにした。

サウジアラビアは長年にわたって米国のシェール石油会社とシェア争いや価格競争を繰り広げてきたが、米国勢を打ち負かすことはできなかった。

そのサウジが今度は米国のシェールガス田で培われたフラッキング技術を用いて、サウジ東部にあるジャフラのガス田で1100億ドル規模のプロジェクトをスタートさせる。

プロジェクトが目標通りに進めば、サウジは2030年までに米国、ロシアに次いで世界第3位のガス生産国になるという。

ナセルCEOは、サウジアラムコが海水を用いたフラッキング技術を開発し、それにより水不足という障害が取り除かれたと説明、「(サウジで)新たなシェール革命が起きている。大量生産でき、(フラッキングのプロセスで)海水を利用している」と述べた。

サウジアラムコは2013年以降、ジャフラのシェールガス田で150のガス井を掘削し、開発プロジェクトの準備を進めてきたと語った。

フラッキング技術の開発などでは米油田サービス大手のシュルンベルジュ (N:SLB)やハリバートン (N:HAL)、ベーカー・ヒューズ (N:BKR)と協力してきたという。

ナセルCEOは、このシェールガス開発プロジェクトにより、発電に使用される原油などの燃料を平均日量80万バレル減らせるとの見方を示し、必要であればその分を輸出に回せると述べた。

一方、国内の需要に対応することを優先するとも述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます