40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

石油各社、米政府の戦略備蓄施設を間借りへ

発行済 2020-04-30 16:08
更新済 2020-04-30 16:09
© Reuters. 石油各社、米政府の戦略備蓄施設を間借りへ

[ワシントン 29日 ロイター] - 米石油大手のシェブロン (N:CVX)やエクソン・モービル (N:XOM)、アロンUSAを含む9社は、国家石油備蓄の貯蔵施設のうち2300万バレル分を借りることで合意した。米政府関係者が29日、明らかにした。

トランプ米政権は原油価格の暴落を受け、国内の石油業界を支援する意向を示している。

エネルギー省は今月2日に、戦略石油備蓄(SPR)貯蔵施設の余力分のうち3000万バレル相当を石油会社に提供する計画を公表。その後、実際に交渉の対象となっているのは2300万バレル分と明らかにしていた。

トランプ大統領は3月にブルイエット・エネルギー長官に対し、約7700万バレルの余力があるSPR貯蔵施設を「最大限まで」満たすよう指示していた。当初は約3000万バレルを追加購入する計画だったが、米議会が予算を承認したかったため、頓挫していた。

貯蔵施設のリース契約の詳細についてエネルギー省に説明を求めたが、これまでのところ回答はない。

前出の3社以外にリース契約を結んだのはアトランティック・トレーディング、エナジー・トランスファー、エクイノール・マーケティング&トレーディング、マーキュリア・エナジー・アメリカ、MVPホールディングス、ビトル。政府関係者が匿名を条件に明らかにした。

エネルギー省のこれまでの説明によると、貯蔵施設を間借りする企業は2021年3月まで利用を認められており、見返りとして少量の石油を政府側に引き渡す。貯蔵施設への搬入は概ね、5─6月に行われる予定。

SPRのウェブサイトによると、現在の備蓄量は6億3610万バレル。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます