[13日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)が13日公表したEPFRのデータに基づく調査によると、11日までの週に世界の株式ファンドは445億ドルの資金流入超と、過去最大の流入だった。
米大統領選の結果や新型コロナウイルスワクチンに関する前向きなニュースを受けた。
米株式ファンドは325億ドルの純流入と、過去2番目の大きさ。新興市場国株式ファンドは65億ドルの純流入で、過去5番目の高水準。
リスク選好度の高まりを反映し、キャッシュファンドは178億ドルの流出超となり、米国債ファンドは40億ドルの流出超と、6カ月ぶりの大幅な流出超過だった。
先週は米製薬大手ファイザー (N:PFE)が、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテック (O:BNTX)と共同開発するワクチンの後期治験で感染を防ぐ有効率が90%を超えたと発表したのを受け、世界の株式市場は週初に大幅高となった。