[ベローナ 28日 ロイター] - ロシア石油大手ロスネフチのセチン最高経営責任者(CEO)は28日、欧州の天然ガス危機について、従来のエネルギー源からの性急な移行に伴うリスクの証左だと警告した。石油・ガスへの投資不足で、需要に見合った供給を続ける能力が脅かされる可能性があるという見解も示した。
セチン氏はプーチン・ロシア大統領の側近。ロシアのエネルギー産業は、再生エネルギーへの急速な移行の受け入れに抵抗している。
セチン氏はイタリア北部ベローナで開催されたエネルギー関連の会合で、2021年の世界の石油・ガス投資は14年の半分だと語った。