［ワシントン １４日 ロイター］ - 米共和党上院議員５０人中４９人が、現在浮上しているイラン核合意の修復案に反対する声明を発表した。
この案はまだ詰められておらず、ロシアの反対で覆される可能性がある。
議員らは声明で報道を引用し、民主党のバイデン政権がイランに対する制裁緩和や核プログラムへの規制を緩める合意に達する可能性があると懸念を表明。
イランの核開発能力を「完全に」阻止できず、弾道ミサイルプログラムを抑え込むことも、「イランのテロ支援に立ち向かう」こともできない合意の阻止に全力を尽くすと表明した。
イランは核兵器の開発を否定している。
唯一声明に署名しなかった共和党のランド・ポール上院議員は、電子メールで声明を発表し、「まだ形になっていない合意を非難するのは外交自体を非難するのに等しい。あまり賢明な立ち位置ではない」と述べた。