[ローマ 27日 ロイター] - バイデン米大統領とイタリアのドラギ首相が5月10日にホワイトハウスで会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応などを巡り協議すると、米・イタリア両政府が27日発表した。
会談は、6月に開催される主要7カ国(G7)や北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先立ち行われる。
イタリア首相府は声明で「ウクライナ市民を支援し、ロシアの不当な侵略に対抗する措置に関する同盟国による調整が会談の焦点になる」とした。
ホワイトハウスによると、両首脳は地域および世界の安全保障や経済問題、欧州のエネルギー安全保障、気候変動についても協議する見通し。
また、ドラギ首相は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、イタリア政府によるウクライナに対する全面的な支持を表明し、長引く危機の解決に向けた方策を見いだすことに寄与する用意があると伝えた。