[キーウ(キエフ) 23日 ロイター] - ウクライナ南部ミコライウ港のターミナルで少なくとも2基のひまわり油タンクが、ロシアのロケット弾攻撃で深刻な被害を受けた。地元の救急当局が23日に写真を公開した。
ミコライウ港は黒海の主要港で、ロシアのウクライナ侵攻後に閉鎖されている。
写真には爆発で上部を吹き飛ばされ煙の出ているタンクが写っている。隣接する貯水池も火で真っ黒になり、深刻な被害を受けた。
ミコライウ州のビタリー・キム知事によると、22日にロシアのミサイル7発が撃ち込まれた。ウクライナの国営テレビは、植物油が保管されている倉庫で火災が発生したと報じた。
穀物商社ブンゲは22日、ミコライウにある同社の穀物施設もロシアの攻撃を受けたと明らかにした。