40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

石油市場は綱渡り状態、経済と供給双方にリスク=IEA

発行済 2022-07-13 17:44
更新済 2022-07-13 19:28
© Reuters.  国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、供給が不足する一方でリセッションの可能性もあり、世界の石油市場は「綱渡り」状態にあるとの見解を示した。写真は201

[ロンドン 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、供給が不足する一方でリセッション(景気後退)の可能性もあり、世界の石油市場は「綱渡り」状態にあるとの見解を示した。

石油価格の上昇と経済状況の悪化がすでに需要に打撃を与えていると指摘。「石油市場の見通しがこれほど不確かなことはまれだ」とし「マクロ経済の見通し悪化と景気後退の懸念が市場心理に重くのしかかっている。供給側にも引き続きリスクがある」と分析した。

「今のところ先進国の石油需要の伸びが予想より弱く、ロシアの供給がしっかりしているため」市場の逼迫感が緩和されたと述べた。

2022年の需要見通しは日量20万バレル引き下げ170万バレル増とした。23年は途上国が牽引し、日量210万バレル増の日量1億0130万バレルに達すると予想した。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の増産余力は限られるとし、8月は両国の予備生産能力が合計日量220万バレルへ低下するとの見方を示した。

ロシアの石油輸出は昨年8月以来の低水準となったが、石油価格の上昇により収入が前月比7億ドル増加したと明らかにした。

その上で、ロシアの原油価格上限を効果的に実施するための市場メカニズムに向けた議論が進んでいるとした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます