[ヒューストン 22日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、米WTI先物が4月以降で初めて95ドルを下回った。世界のエネルギー安全保障を巡るリスクの抑制に向け、欧州連合(EU)が21日に合意した対ロシア制裁措置の調整により、ロシアの国営石油最大手ロスネフチとガスプロムは第3国への石油輸出が可能になる見通しになったことを受けた。
清算値は、WTI先物が1.65ドル(1.7%)安の1バレル=94.70ドル。北海ブレント先物は0.66ドル(0.6%)安の103.20ドル。
週間では、WTIが3週連続で下落。一方、北海ブレントは6週間ぶりの上昇した。