[ユージヌィ(ウクライナ) 14日 ロイター] - 国連がチャーターした貨物船が数日中に2万3000メトリックトンを超える小麦の積み込みを終え、ウクライナのピプデンニ港からアフリカに向けて出航する。国連当局者が明らかにした。
ウクライナ南部のオデッサ近くの港に到着した貨物船は、7月下旬に国連とトルコの仲介で合意した穀物を積んだ貨物船を安全に航行させるための「回廊」を経由し、黒海からエチオピアに向けて出航する。
この合意に基づき食料の人道支援のための貨物船がアフリカに向けて出航するのは、ロシアによるウクライナ侵攻以降初めてとなる。
ウクライナ当局は、安全上の懸念から貨物船の具体的な出航時期やエチオピアへの到着時期を明らかにしていない。