[ウィーン 25日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は25日、ロシア軍が占領するザポロジエ原子力発電所に電力を供給する電線が一時切断されたものの、その後に復旧したとの報告を受けたと明らかにした。
IAEAは声明で「ザポロジエ原発で日中に少なくとも2回、電線への接続が失われたが、現在は稼働しているとウクライナから報告を受けた」とした。
ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムはこの日、ザポロジエ原発について、近隣で発生した火災で送電線が損傷したことを受け、6基の原子炉のうち最後まで稼働していた2基が送電網から切り離されたと明らかにした。