[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3日続落。需要に対する懸念のくすぶり、ドル高、主要中銀による追加利上げ見通しを受けた。
清算値は北海ブレント先物が1.84ドル(2%)安の1バレル=92.45ドル。米WTI先物は2.08ドル(2.3%)安の87.27ドル。
石油輸出国機構(OPEC)は月報で、2022年の世界石油需要の増加幅を日量264万バレル(2.7%)、23年の増加幅を234万バレルと、前回予想からそれぞれ46万バレル、36万バレル引き下げた。引き下げは4月以降で4回目。経済減速や中国の新型コロナウイルス抑制策の再開、高インフレなどを理由に挙げた。