17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに
■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円
■前場の注目材料:日産自、新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で
■利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに
17日の日本株市場は、売り優勢ながらも下値の堅さが意識されそうだ。
16日の米国市場ではNYダウが39ドル安だった。
ディスカウント小売りのターゲットが業績予想を下方修正したため、景気への警戒感から売り先行の展開。
10月小売売上高は予想を上回ったためソフトランディングへの期待感が強まり下支えとなった。
ただし、マイクロンテクノロジーが生産削減計画を発表したことが嫌気され、AMDなど他の半導体株に売りが波及する格好となり、SOX指数は4%を超える下落となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の27920円。
円相場は1ドル139円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。
ただし、NYダウは足元での強い上昇に対する利食いの範囲内であり、センチメントを冷ますことはなさそうだ。
また、半導体株の下落の影響はあるものの、エヌビディアは取引終了後に発表した決算は予想を上回ったため時間外取引で買われている。
そのため、売り一巡後は底堅さが意識されやすく、押し目待ちの買いが意識されやすいだろう。
日経平均は足元で28000円を挟んだこう着が継続しているが、引き続き同水準での底固めは意識しておきたいところだろう。
本日は売り優勢ながら75日線が支持線として意識されやすい。
直近の上昇でボリンジャーバンドの+2σを上回ったことで過熱感が警戒されていたが、前日の調整局面では+1σを下回ってきており、過熱感は和らいでいる。
また、本日は直近でリバウンド基調を見せてきているハイテク株などには利益確定の動きが入りやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しているとみられ、売り一巡後の底堅さは意識されそうだ。
また、中小型株についても利食いが入るとみられるが、マザーズ指数の強い動きから個人主体の需給状況は良好である。
日経平均がこう着のなか、短期の値幅取り狙いの資金などは引き続き中小型株での売買を活発化させよう。
値動きは荒くなるものの、強いトレンドを形成している銘柄などは、利食いが強まる局面では押し目を狙いたい。
■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円
ヤーマン (TYO:6630)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は220.00億円から265.68億円、営業利益を44.00億円から53.67億円に上方修正した。
中国国内向けの販売が想定以上に好調。
中国国内ECにおける6.18などのイベントが非常に好調であったほか、11.11(ダブルイレブン)に向けた出荷も売上の伸長に大きく寄与した。
また、国内各販路においては、フォトプラスシリーズ(RF美顔器)やレイボーテシリーズ(光美容器)、シャインプロ(ヘアアイロン)などが健闘した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28028.30、+38.13)
・VIX指数は低下(24.11、-0.43)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・日産自 (TYO:7201)新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で
・ローム (TYO:6963)東芝買収、ローム参画へ、JIP案にスズキ・大成建も検討
・出光興産 (TYO:5019)東亜石油のTOB成立、人材・設備を最大限活用
・出光興産 (TYO:5019)化石燃料の収益比率50%以下へ、30年度めど、脱炭素に軸足
・大和工業 (TYO:5444)タイで圧延設備更新、100億円投資、年産能力70万トン
・ヤマハ発 (TYO:7272)日本製紙とCNF強化樹脂を実用化、水上バイク部品に
・日東紡 (TYO:3110)米に新工場、体外診断薬原料を増産
☆前場のイベントスケジュール
・09:30 豪・10月失業率(予想:3.5%、9月:3.5%)
・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+1.50万人、9月:+0.09万人) <ST>
■株式見通し:利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに
■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円
■前場の注目材料:日産自、新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で
■利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに
17日の日本株市場は、売り優勢ながらも下値の堅さが意識されそうだ。
16日の米国市場ではNYダウが39ドル安だった。
ディスカウント小売りのターゲットが業績予想を下方修正したため、景気への警戒感から売り先行の展開。
10月小売売上高は予想を上回ったためソフトランディングへの期待感が強まり下支えとなった。
ただし、マイクロンテクノロジーが生産削減計画を発表したことが嫌気され、AMDなど他の半導体株に売りが波及する格好となり、SOX指数は4%を超える下落となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の27920円。
円相場は1ドル139円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。
ただし、NYダウは足元での強い上昇に対する利食いの範囲内であり、センチメントを冷ますことはなさそうだ。
また、半導体株の下落の影響はあるものの、エヌビディアは取引終了後に発表した決算は予想を上回ったため時間外取引で買われている。
そのため、売り一巡後は底堅さが意識されやすく、押し目待ちの買いが意識されやすいだろう。
日経平均は足元で28000円を挟んだこう着が継続しているが、引き続き同水準での底固めは意識しておきたいところだろう。
本日は売り優勢ながら75日線が支持線として意識されやすい。
直近の上昇でボリンジャーバンドの+2σを上回ったことで過熱感が警戒されていたが、前日の調整局面では+1σを下回ってきており、過熱感は和らいでいる。
また、本日は直近でリバウンド基調を見せてきているハイテク株などには利益確定の動きが入りやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しているとみられ、売り一巡後の底堅さは意識されそうだ。
また、中小型株についても利食いが入るとみられるが、マザーズ指数の強い動きから個人主体の需給状況は良好である。
日経平均がこう着のなか、短期の値幅取り狙いの資金などは引き続き中小型株での売買を活発化させよう。
値動きは荒くなるものの、強いトレンドを形成している銘柄などは、利食いが強まる局面では押し目を狙いたい。
■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円
ヤーマン (TYO:6630)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は220.00億円から265.68億円、営業利益を44.00億円から53.67億円に上方修正した。
中国国内向けの販売が想定以上に好調。
中国国内ECにおける6.18などのイベントが非常に好調であったほか、11.11(ダブルイレブン)に向けた出荷も売上の伸長に大きく寄与した。
また、国内各販路においては、フォトプラスシリーズ(RF美顔器)やレイボーテシリーズ(光美容器)、シャインプロ(ヘアアイロン)などが健闘した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28028.30、+38.13)
・VIX指数は低下(24.11、-0.43)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・日産自 (TYO:7201)新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で
・ローム (TYO:6963)東芝買収、ローム参画へ、JIP案にスズキ・大成建も検討
・出光興産 (TYO:5019)東亜石油のTOB成立、人材・設備を最大限活用
・出光興産 (TYO:5019)化石燃料の収益比率50%以下へ、30年度めど、脱炭素に軸足
・大和工業 (TYO:5444)タイで圧延設備更新、100億円投資、年産能力70万トン
・ヤマハ発 (TYO:7272)日本製紙とCNF強化樹脂を実用化、水上バイク部品に
・日東紡 (TYO:3110)米に新工場、体外診断薬原料を増産
☆前場のイベントスケジュール
・09:30 豪・10月失業率(予想:3.5%、9月:3.5%)
・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+1.50万人、9月:+0.09万人) <ST>