[20日 ロイター] - 原油先物価格は20日のアジア時間の取引で上昇している。米連邦準備理事会(FRB)が引き締めサイクルを終了させることで景気が下支えされ、需要が拡大するとの期待が高まっている。
0113GMT(日本時間午前10時13分)時点で北海ブレント先物は0.48ドル(0.6%)高の1バレル=86.64ドル。米WTI先物は0.54ドル(0.7%)高の80.87ドル。ともに2週連続の上げを記録する見通し。
ロイターのエコノミスト調査によると、FRBは今後2回の会合で政策金利をそれぞれ0.25%引き上げ、その後年内いっぱいは金利を据え置くとの見方が優勢となっている。
また、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は19日、インフレ抑制には追加利上げが必要だが、一方でインフレ圧力が緩やかになり始める兆しが見られると指摘した。