(英文の訂正により、北海ブレント先物の清算値を「69.33ドル」から「75.32ドル」に訂正します)
[ヒューストン 21日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%超上昇した。スイスの金融大手UBSによるクレディ・スイス買収や主要中銀による流動性供給策などにより銀行危機が経済成長に打撃を与え燃料需要が減少するという懸念が和らいだ。
シティ・インデックスのシニアフィナンシャルマーケッツアナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「銀行危機やリセッション(景気後退)の懸念が和らぎ、少なくとも今のところは石油需要の見通しが明るくなっている」と述べた。
清算値は北海ブレント先物が1.53ドル(2.1%)高の1バレル=75.32ドル(訂正)。米WTI先物は1.69ドル(2.5%)高の69.33ドルだった。