[ニューデリー 22日 ロイター] - 7月のロシアからインドへの原油輸入量は9カ月ぶりに減少した。サウジアラビアからの輸入も、石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国で構成するOPECプラスの減産を受けて、2年半ぶり低水準となった。輸送関連や政府データで明らかになった。
ロシア産原油輸入は5.7%減の日量185万バレルだった。ただ、ロシアからの輸入は引き続き最も多く、イラクとサウジがそれに続く。
サウジからの輸入は26%減の同47万バレルだった。
インドの7月の原油輸入は6月から5.2%減少し、日量440万バレルとなった。モンスーン時期の保守点検で複数製油所が稼働を停止したことが背景にある。
インドは石油需要の80%以上を輸入に頼っている。