Niklas Pollard Anne Kauranen
[ストックホルム/ヘルシンキ 17日 ロイター] - 北欧フィンランドとエストニア間のガス輸送に使うバルト海の海底パイプラインなどに損傷が見つかった問題で、スウェーデンのボリーン民間防衛相は17日、同国とエストニア間の通信ケーブルもほぼ同時期に損傷が見つかったと明らかにした。
ケーブルは現在稼働しているとした上で、損傷の原因は明らかでないが、フィンランドとエストニア間の海底パイプラインに損傷が見つかったのと同じ時期に近い場所で起こったと説明した。
また、フィンランド捜査当局は、発生当時現場にロシア国旗を掲げた船と中国船がいたと明らかにした。
フィンランドとエストニアはパイプラインなどの損傷が外部要因によるものだった可能性があるとして捜査している。