[北京 18日 ロイター] - 中国国家統計局が18日発表した9月の粗鋼生産は前月比5%減の8211万トンだった。8月は8641万トン。建設シーズンのピークで製鉄所が設備稼働率を上げたことから一部に出ていた増産予想が外れた格好。
前年同月比では5.6%減だった。
上海に拠点を置く国際証券会社FISのアナリスト、Pei Hao氏は「発表値はわれわれの予想をかなり下回った。入手可能なデータに基づけば、9月の数字は前月比、前年比ともに増加するはずだったので、このような大幅減の確かな理由を見つけるのは難しい」と述べた。