[19日 ロイター] - ロシアは19日、欧州連合(EU)の対ロシア制裁第12弾について、制裁回避は困難ではないとの見方を示した。
EUの最高意思決定機関である欧州理事会は18日、ロシアからのダイヤモンド輸入禁止などを盛り込んだ対ロシア制裁第12弾を採択した。
これを受け、北京市を訪問中のロシアのシルアノフ財務相は「われわれは単に他の地域への販売に振り向けるだけだ。この制裁を導入した国々の利益にはならないと確信している」と述べた。国営タス通信が報じた。
ロシア大統領府(クレムリン)はEUの制裁に備えているとしたほか、ロシア外務省は新たな「非友好的かつ非合法な行動」に対応し、ロシアへの入国を禁止するリストを拡大するとした。