ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

タイ、26年にもリチウム産出 EV工場集積への弾み期待

発行済 2024-01-25 13:19
更新済 2024-01-25 13:28
© Reuters. タイで2026年にも同国南部の鉱山からのリチウム産出を開始する構想が浮上している。政府や関連企業の関係者が明らかにした。写真はバンコクの充電設備で充電中の電気自動車で20
PTT
-
PTTEP
-
PAN
-

Devjyot Ghoshal Panu Wongcha-um

[バンコク 24日 ロイター] - タイで2026年にも同国南部の鉱山からのリチウム産出を開始する構想が浮上している。政府や関連企業の関係者が明らかにした。タイは東南アジアでの電気自動車(EV)の生産工場の集積地を形成することを狙っており、その弾みになると期待されている。

リチウムはEVに欠かせないバッテリーの重要資源で、現在はオーストラリアやアルゼンチン、チリ、中国が主要な供給元になっている。

鉱山会社のパン・アジア・メタルズがパンガー県のプロジェクトに関し、鉱山2カ所の採掘許可取得に向けて3月に申請する準備をしている。同社幹部は26年初めにリチウムの産出を開始することを「楽観視している」と話した。

© Reuters. タイで2026年にも同国南部の鉱山からのリチウム産出を開始する構想が浮上している。政府や関連企業の関係者が明らかにした。写真はバンコクの充電設備で充電中の電気自動車で2016年8月に撮影(2024年 ロイター/Jorge Silva)

タイ当局は一つ目の鉱山について、EVのバッテリーとして利用できる炭酸リチウムが16万4500トン採掘できると試算し、100万台のEV向けの供給を賄える計算になると説明している。

パン・アジア・メタルズが開発するもう一つの鉱山では、さらに10─70%多いリチウムの埋蔵量を見込んでいる。

東南アジアで最大の自動車生産国で輸出国であるタイは、30年までに年間生産車の3割をEVにしたい考えだ。政府機関「タイ投資委員会」のナリト事務総長は、これまでに38件で合計236億バーツ(約970億円)のバッテリー生産に関する投資計画に対してタイ政府が支援していると明かし、「われわれの目標は、EVや省エネに役立つバッテリー生産の集積地にタイがなることだ」と話した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます