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シンガポール、再生航空燃料の使用義務付け 26年から出発便に

発行済 2024-02-19 11:06
更新済 2024-02-19 11:09

[シンガポール 19日 ロイター] - シンガポールのチー・ホンタット運輸相は19日、2026年から同国を出発する全ての航空機に再生航空燃料(SAF)の使用を義務付ける計画だと明らかにした。

26年以降はSAF使用率の目標を1%に設定し、30年までに3─5%に引き上げる計画。20日に開幕する「シンガポール・エアショー」を前に開かれた航空業界のイベントで語った。

シンガポール民間航空局(CAAS)は声明で、SAFへの切り替えが50年の温暖化ガス排出実質ゼロ目標の達成に必要な削減量の約65%に貢献する見込みだとした。

SAFは現在、ジェット燃料市場の0.2%を占めるにとどまっている。

航空業界はこの割合が脱炭素目標達成への取り組みに伴い50年までに65%に到達すると想定しているが、これには1兆4500億─3兆2000億ドルの設備投資が必要だと試算している。

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