アルゼンチンは7月から中国へのトウモロコシ輸出を開始する準備を進めており、世界第3位の穀物生産国である南米の国にとって重要な進展となる。CIARA-CEC穀物輸出会議所のグスタボ・イディゴラス代表は月曜日、トウモロコシの中国向け出荷に必要な条件が整ったことを確認した。
アルゼンチン政府は以前、輸入ライセンスを確保するための行政手続きが完了することを条件に、7月までに輸出を開始する目標を表明していた。中国のトウモロコシ輸入市場は年間2,000万トンに拡大し、現在ブラジルが主要供給国としてリードしているため、アルゼンチンは、特に飼料用トウモロコシの強力で信頼できる供給国になる準備が整っている、とイディゴラス氏は言う。
昨年、アルゼンチン産トウモロコシの中国への輸出を促進するための最初の契約が結ばれたが、現在に至るまで中国の港には届いていない。10年以上前、遺伝子組み換え作物(GMO)に対する中国の懸念によって、両国間のトウモロコシ貿易を確立する努力は妨げられた。しかし、2012年に試験的に少量のアルゼンチン産トウモロコシの中国への持ち込みが許可され、こうした懸念が解消される可能性が出てきた。
最近、アルゼンチン政府は、中国がアルゼンチンで栽培された除草剤耐性の遺伝子組み換えトウモロコシ2品種の輸入を承認したと発表した。この承認により、輸出プロセスが簡素化され、中国の輸入業者が必要な許可を取得する際に役立つと期待されている。
アルゼンチンの農家が 2023/24 年シーズン のトウモロコシ収穫を開始するのに伴い、 著名なロサリオ穀物取引所の推計によると、 生産量は 4,750 万トンに達すると予測さ れている。今度の輸出機会は、世界のトウモロコシ市場におけるアルゼンチンの地位を高めることになるだろう。
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