上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
大引け 2528.280 27.762安 557.9億元（上海Ａ株）
高値 2557.310
安値 2517.618
前場終値 2523.300 32.742安 309.3億元（上海Ａ株）
寄り付き 2551.556 4.486安
前営業日終値 2556.042 11.298安 596.9億元（上海Ａ株）
ハンセン指数<.HSI>
大引け 20212.91 372.42安 716.0億香港ドル
高値 20580.81
安値 20178.67
前場終値 20313.99 271.34安 356.0億香港ドル
寄り付き 20557.92 27.41安
前営業日終値 20585.33 50.48高 870.6億香港ドル
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［上海／香港 ２日 ロイター］ ２日の中国株式市場は続落で引けた。さらなる引き
締め政策への懸念から商いが細り、出来高はほぼ１年２カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
上海総合指数<.SSEC>は２７．７６２ポイント（１．０９％）安の２５２８．２８０。
週間では３．２％下落し、５月下旬以来の大幅な下げとなった。
エネルギー株や不動産株が安い。景気敏感株が売られた。
中国石油化工（シノペック）<600028.SS>が１．５％安、神華能源<601088.SS>も１．６
％下げた。
市場関係者によると、先週末の預金準備率の対象拡大を受けて、今週は本土の株式市場
に流入する資金が細った。
香港市場は反落して取引を終えた。前日までは４営業日続伸していた。米雇用統計発表
を控えて、市場には慎重ムードが広がっている。
ハンセン指数<.HSI>は３７２．４２ポイント（１．８１％）安の２万０２１２．９１。
２万１０００付近にある強い上値抵抗線からは遠のいた。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）<.HSCE>は２５８．０８ポイント（２．３６％）
安の１万０６６４．４５。
市場関係者は、消費者物価指数（ＣＰＩ）など８月の中国の各種経済指標が９日に発表
されることや８日にオバマ米大統領が演説を行うことから、来週は香港市場のボラティリ
ティーがさらに高まると予想。アナリストらは、ハンセン指数が２万１０００付近の上値
抵抗線を突破するためには、米欧中のいずれかで景気浮揚につながる金融政策が実施され
ることが必要だとみている。
個別銘柄では、ハンセン指数に占める比重が構成銘柄中最も大きいＨＳＢＣホールディ
ングス<0005.HK>が０．３７％安で、約２年ぶり安値水準にとどまった。
アパレル小売りのエスプリ・ホールディングス<0330.HK>は１０％超下落し、約３週間
ぶり安値で引けた。１日夜に、一時的なリストラ費用により通期決算は大幅減益になると
の見通しを示したことが嫌気された。