[11日 ロイター] - 南アフリカ・リンポポ州保健当局は、休暇のためスイスから渡航した42歳の男性がサル痘に感染していることを確認したと明らかにした。3例目の確認となる。
男性は発疹や筋肉痛、倦怠感などの症状を訴え、南ア国立伝染病研究所(NICD)がサル痘と確認した。
リンポポ州保健当局者は「既に3人の接触が確認され、これまでのところ症状は出ていない」と報告した。
先に見つかった2例は渡航との関連がないという。サル痘は南アの風土病ではない。
これまでに、サル痘が風土病でない50カ国以上で感染拡大が見られ、累計7600人の感染が確認されている。