[27日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベット (O:GOOGL)のスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は27日、新型コロナウイルスに対応する医療関連用品の生産や、政府と医療機関、企業の取り組みに対し、総額8億ドル強の支援を提供すると発表した。
ピチャイ氏は、医療用マスク200万─300万枚の生産でマギッド・グローブ・アンド・セーフティ社と協力するほか、人工呼吸器などの医療用装置や個人用防護具などの生産能力拡大を資金面で支援すると説明した。
アルファベットは、アクティブアカウントの中小企業向けに3億4000万ドル相当の広告クレジットを、世界保健機関(WHO)や政府機関向けに2億5000万ドル相当の広告枠をそれぞれ提供する。