[ソウル 23日 ロイター] - 韓国の現代自動車 (KS:005380)が発表した第1・四半期決算は、純利益が44%減の4630億ウォン(3億7600万ドル)と、過去10年で最低となった。
新型コロナウイルスの感染拡大で中国での販売が打撃を受けたほか、金融部門で損失を計上した。
純利益は市場予想の6070億ウォンを大幅に下回った。
営業利益は前年同期比5%増の8640億ウォン。収入は6%増加した。
同社は第2・四半期の利益率が新型コロナの影響で低下するとの見通しを示した。
新型コロナの流行を背景に多くの国で先行きが不透明になっており、同社は世界の8工場のうち3工場で操業を停止している。
決算発表後の同社の株価は0.4%高。上昇率は市場全体 (KS11)の1.1%を下回っている。