[5日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀は5日、第1・四半期の米家計債務が1550億ドル増加し、過去最高の14兆3000億ドルになったと発表した。
住宅ローン残高は昨年第4・四半期から1560億ドル増の9兆7100億ドル。ただ、第1・四半期は融資がややタイト化し、他の債務は減少した。
この調査は3月末時点のデータを基にしているが、信用情報の更新は月に1回しか行われないため、3月中旬以降に各地で始まった経済活動の停止と解雇の影響を完全に反映していない可能性がある。
クレジットカードの残高とその他の負債は、前年同期比390億ドルの大幅減少。購入や借り換え向けの住宅ローン契約、新規の自動車ローンは第4・四半期から減少した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200505T211934+0000