[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのDPA通信は19日、非上場企業キュアバクが開発する新型コロナウイルスのワクチン候補で、最初の臨床試験の結果が2カ月以内に発表される見通しだと報じた。臨床試験の研究責任者の発言を引用して伝えた。
キュアバクは19日の週に、最初の意味のある結果が得られるのが9月か10月になると述べ、状況がうまくいけば、来年半ばまでにワクチンが承認される可能性があるとの見解を示した。
臨床試験の開始はロイターが16日に最初に伝えた。試験にはドイツとベルギーの被験者144人が参加し、さらに24人にプラセボ(偽薬)を接種する。
ドイツ政府はこの週、キュアバクに3億ユーロ(3億3640万ドル)出資して株式23%を取得する計画を発表している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200622T055400+0000