[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ経済研究所(DIW)は10日、新型コロナウイルスの流行が冬の間に抑制され、封鎖が来年初めから徐々に解除されれば、独経済は2021年末にかけて新型コロナ危機前の水準を回復する可能性があるとの見方を示した。
2020年は2度にわたるロックダウン(都市封鎖)によって成長率が5.1%のマイナスとなるが、21年は5.3%のプラス成長を回復すると予想した。
DIWは声明で「もし(流行抑制が)成功せず規制が春まで続く場合、2021年のドイツの成長率はより楽観的なシナリオと比べて1.5%ポイント低くなる可能性がある」と指摘した。