[バチカン市 21日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは21日、新型コロナウイルス感染拡大でローマ教皇庁のあるバチカン市国の財政が深刻な打撃を受ける中、教皇庁職員に対し、このパンデミック(世界的流行)を理由に職を失うことはないと確約した。
教皇は、職員とその子どもたちとクリスマスの挨拶を交わす行事で、「あなたがたは、ここで最も大切な存在。誰も仲間外れにはされない。誰も仕事を失わない」と述べた。
また、予定外の発言として、「この感染による経済への醜い影響によって誰1人苦しむべきではない。簡単ではないが、この問題の解決に向けて、さらに努力しなければならない」と述べた。