[チューリヒ 7日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)で予防接種部門を統括するケイト・オブライエン氏は7日、新型コロナウイルスワクチンの公平な供給を目的とした国際的な枠組み「COVAX」によるワクチン供給を今月中に開始する可能性があると述べた。
オンラインイベントで「2021年末までに各国に十分なワクチンを供給するためには約70億ドルが必要だが、すでに約60億ドルを調達しており、20億回分超のワクチン入手が可能だ。おそらく1月末までにはワクチン供給を開始するだろう。そうでなくても、2月上旬から中旬までには確実に供給を開始する」とした。