[ワシントン 26日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ報道官は26日、新型コロナウイルス変異株「デルタ」流行に伴う新規感染者の急増を踏まえ、保健当局者がマスク着用に関する指針の修正など、ウイルスの感染拡大抑制策を巡り協議していると明らかにした。
さらに、ワクチン未接種者の間で感染者が増加しているとしつつも、ワクチン接種を済ませた人は重症化するケースを免れていると指摘したほか、デルタ株の流行が米経済に影響している兆候は確認していないと述べた。
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は先週、デルタ変異株が米国内で流行し、感染者が増加しているものの、マスク着用を巡る指針は変更しないと語った。