[東京 27日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は27日の閣議後会見で、自民党総裁選について聞かれ、自身は新型コロナウイルス感染拡大防止や経済政策など与えられた任務への責任を果たしていきたいと述べた。
西村再生相と同じ派閥から下村博文政調会長が出馬の意向を明らかにしていることについて問われ、感染症対策などに専念しているため、派閥の会合などに出席していないことに触れた上で、政府・与党一体となり感染症の抑制・医療体制強化などに全力を尽くすとの姿勢を示した。
また、西村再生相は閣僚級によるTPP(環太平洋連携協定)委員会のオンライン会議が9月1日に開催されることを明らかにした。すでに、英国の加入手続きを開始することが決定しており、同国の加入プロセスの現状についても議論されることになると説明した。ペルーは国内手続きを終え、来月19日に協定が発効することになり、8番目の締約国となる予定だと述べた。