[ハノイ 13日 ロイター] - ベトナム国営メディアによると、商都ホーチミン市は、新型コロナウイルス感染対策の行動制限を9月末まで延長する。首都ハノイや複数の地方自治体は規制緩和を目指しており、航空当局は国内線の運航再開を提案した。
ホーチミン市当局は、クラスターを封じ医療崩壊を防ぎ、ワクチン接種を推進するために行動制限の延長が必要と説明したという。
ベトナムのワクチン接種率は5.2%にとどまり、アジアで最も接種が遅れている国の一つ。
当局によると、首都ハノイ、工業の盛んな南部ビンズオン省、コメ生産地帯のメコンデルタ地域は段階的な規制緩和を目指している。
現地紙によると民間航空当局は、数カ月前から停止している国内線の運航について3段階で再開する案を運輸省に提出した。