[エルサレム 13日 ロイター] - イスラエル保健省が13日公表した調査で、新型コロナウイルスに感染した子どもの約10人に1人に後遺症が見られたことが分かった。
調査は6月、新型コロナウイルスの急性症状が回復した3歳から18歳の子どもを持つ親1万3834人に電話で実施。息苦しさや倦怠感、味覚異常、嗅覚異常などが残らなかったか聞いた結果、全体の11.2%の子どもに何らかの後遺症があった。ただ急性症状が治ってから半年後には、この比率は1.8-4.6%に低下したという。
保健省はワクチン接種の有無やその影響には言及していない。調査はワクチン接種対象が12-15歳の子どもに広がったばかりのタイミングで行われた。