[モスクワ 14日 ロイター] - ロシア大統領府は14日、プーチン大統領(68)の側近数人が新型コロナウイルスに感染したため、同大統領が自主隔離に入ると発表した。
安全保障会議への出席のため今週予定していたタジキスタン訪問は見合わせるものの、会議にはビデオ形式で参加する。
プーチン氏は政府のビデオ会議で、自身は至って健康でコロナには感染していないと説明。過去に「スプートニクV」ワクチンを2回接種したことに触れ、「これは自然実験で、スプートニクVが実際にどのように機能するか見てみよう。私には非常に高レベルの抗体が備わっている」と語った。
13日にはロシア通信(RIA)に対し、側近らがコロナに感染したため、自身も間もなく隔離せざるを得ないと話していた。
ペスコフ報道官は、プーチン氏がコロナ検査で陰性だったと確認した。