[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が28日発表した10月の失業者数(季節調整後)は前月比3万9000人減の246万6000人と予想以上に減少した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は2万人減だった。
供給網の目詰まりで製造業が打撃を受けているものの、新型コロナウイルス流行の沈静化を受けて企業が採用を活発化していることが浮き彫りになった。
季節調整後の失業率は5.4%に低下した。
雇用庁のシェーレ長官は「(雇用は)改善したとはいえ、なお新型コロナ流行前の水準を大幅に下回っており、大きな課題に直面している」と述べた。