[上海 19日 ロイター] - 新型コロナウイルス流行の打撃を受けている中国上海市の張為・副市長は19日、ゼロコロナ地域で6月初めからさらに多くの企業が通常業務を再開できるようになると述べた。
メディア向けブリーフィングで、再開ペースは防疫状況に基づいて決まると説明した。
貨物輸送も徐々に正常化しており、上海の港では1日のコンテナ処理量が1年前の約90%に達しているという。また、浦東国際空港の貨物処理量も昨年の70%に達したほか、上海に出入りする貨物自動車は3分の2に戻った。
さらに、市交通当局によると、5月22日から主要な区間の公共交通が復旧し始める。空港、鉄道駅、病院を結ぶルートの再開を優先するという。