[東京 4日 ロイター] - カナダの航空最大手エア・カナダの幹部は4日、カナダとアジア太平洋を結ぶ路線について、来年12月までに新型コロナウイルス禍前の水準近くに回復すると見込んでいると明らかにした。
アジア太平洋販売部門責任者、キヨ・ワイス氏は、現在この路線の運航は2019年の能力の30%程度だが、12月末までに2倍になる見込みと説明。レジャー関連の累積需要に対応するため、近くアジア太平洋地域で新たな路線開設を検討しており「おそらく1カ月程度以内に決定する」と述べた。
エア・カナダは、コロナ禍から回復しつつある東南アジアを中心にアジア太平洋地域でプレゼンスを高め旺盛な需要に対応しようとしている。4日にはコロナ禍で停止していたモントリオール・成田間の直行便の運航を再開した。