[ワシントン 3日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は3日、新型コロナウイルスの感染拡大に関する国別の渡航情報の発表を終了したと明らかにした。正確な評価を行うために十分なデータを報告する国が少なくなったためとしている。
4月以降、特定の国への渡航に対する包括的な勧告を発表していなかった。東京五輪の数カ月前の2021年5月に出された日本への渡航を控えるよう求める勧告は広く注目を集めた。
CDCは「コロナ変異株に関するものなど、その国に対する渡航勧告を変更する状況が確認された場合のみ」渡航情報を掲載するとした。