[12日 ロイター] - 豪石炭大手コロナド・グローバル・リソーシズは12日、同業の米ピーボディ・エナジーと「統合に関する取引」の可能性について協議していることを認めた。両社の交渉は日刊紙オーストラリアンが報じていた。
11日の終値で算出したコロナドの時価総額は32億6000万豪ドル(約20億5000万米ドル)、ピーボディは38億米ドル。
欧州連合(EU)が天然ガス資源の豊富なロシアに制裁を科した余波で、欧州からアジアまで世界各地の顧客が代替燃料源を求める中、両社の株価は今年に入って急上昇している。
コロナドは今年に入って米国を拠点とする同業のアーチ・リソーシズと合併交渉を行っていたが、実現しなかった。
コロナドは、ピーボディとは合意に達していないと説明。詳細については公表できないとした。