[東京 19日 ロイター] - 松野博一官房長官は19日午後の会見で、新型コロナウイルスについて、今年の夏場に一定の感染拡大の可能性があるとの見解を示した。その上で「幅広い医療機関で新型コロナの患者に対応する医療体制への移行を進めている」と説明した。
松野官房長官は、足元の感染状況に関し「緩やかに増加しており注視していく」と述べ、特に沖縄県では感染拡大がみられると指摘した。
ワクチン接種は、高齢者や基礎疾患を有する重症化リスクの高い人々を対象に実施しているとし、5月8日以来、1日で最大54万回の接種回数を記録していると語った。