[19日 ロイター] - 国際テニス連盟(ITF)は19日、2022年の収入が前年比47.6%増の9830万ドル(約137億円)となり、新型コロナウイルス流行以前の水準を超えたと発表した。
テニスの世界統括団体であるITFは、財政的な持続可能性を担保するほか、戦略的なプロジェクトや投資に使用するために多額の準備金を維持している。その金額は昨年末時点で合計4020万ドルに上るとした。ITFのデビッド・ハガティ会長は「ITFの財政は健全だ」と述べた。
ケリー・フェアウェザーCEO(最高経営責任者)は「22年には、コロナ禍前の収益を10%以上上回り、そのおかげで8500万ドルをテニスに再投資できた」と述べた。
また、ITFは22年ツアー大会が65カ国で開催され、男子526、女子533の合計1059のトーナメントに1万216人のプレーヤーが参加した指摘した。