[モスクワ 14日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は14日、国内科学者が間もなくがんワクチンの開発に成功しそうだとし、患者に早期提供できる可能性があると述べた。
モスクワで行われた未来技術に関するフォーラムで、「いわゆるがんワクチンと新世代の免疫調節薬の開発に極めて近いところにきており、個人治療の手段として効果的な使用が可能となるよう期待している」と述べた。
ワクチンの対象となるがんの種類や作用の仕組みは明らかにしなかった。
がんワクチンには多くの国や企業が取り組んでおり、昨年には英政府が独製薬会社ビオンテックとの間で「個別化されたがん治療」を提供する臨床試験を行うことで合意。2030年までに患者1万人の実験を目指すとした。
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