ビットコインは、グーグルが仮想通貨関連広告を解禁する計画を発表したにもかかわらず、水曜日午前のアジア市場で少し下がっている。
ビットコインは、Bitifinex取引所で、午前11時48分時点で0.4%下落して6,403ドル。 イーサリアムは5.14%安の211.34ドルとなっている。その他、Poloniex取引所で XRPが5.15%高の0.49185ドル。Bitifinex取引所でライトコインが0.58%高の56.918ドルだった。
グーグル(NASDAQ: GOOGL)は、仮想通貨に関する広告の部分的な禁止を解除し、米国と日本で登録している仮想通貨取引所の広告を10月から配信できるようにする予定だ。グーグルは消費者保護のため今年3月に規制を発表し、6月にそれらを実施した。ただし、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)や仮想通貨ウォレット、仮想通貨トレーディングアドバイスはまだ禁止されている。
グーグルの製品ディレクターであるScott Spencerは、最初の禁止の際にCNBCに次のように語っている。「仮想通貨の未来がどのようになっていくのかは分からないが、我々は消費者に害がある、または及ぶ可能性があることに対し、慎重にアプローチしたい」
フェイスブック(NASDAQ: FB)も、1月に仮想通貨関連広告を禁止したが、6月には特定の種類の広告に関して解禁した。
一方、仮想通貨取引所のコインベースは、仮想通貨の新規上場を行う際のいくつかの重要な変更を火曜日に発表した。仮想通貨の作成者がWebサイトから上場出願をできるようになったのだ。以前は、コインベースがプラットフォームの新しい通貨を特定、選択、査定しなければならなかった。
また、上場する通貨を米国の規制を遵守しているものに限定するのではなく、むしろ特定地域の規制に従うようにするとしている。コインベースのDan Romera副社長兼ゼネラルマネージャーは、この変更により何百もの仮想通貨がプラットフォームに追加されると述べている。「これは顧客が望むものに対応している。より多くの仮想通貨を追加することは、顧客が私たちに要望していることなのだ。これにより信頼性を高め、プラットフォームをユーザーにとって使いやすいものにする」と同氏は語った。