29日、XRPを除く主要な仮想通貨は値下がりしている。
29日午後5時21分時点でビットコインは2.15%安の8539.4ドル。
イーサリアムは1.85%安の265.04ドル、ライトコインは1.84%安の112.160ドルを付けている。
一方、XRPは0.89%高の0.43175ドルとなっている。
仮想通貨市場全体の時価総額は昨日の2739億ドルから2714億ドルへ減少している。
一方、各国の中央銀行は仮想通貨に対する法整備を進めている。
エジプト中央銀行は、仮想通貨発行・取引用のプラットフォームの宣伝・運営を認可制にする新法案を起草した。
エジプト当局はフィンテックの発展や銀行・金融サービスにおける新技術応用に追いつくことを目指している。
同法案は金融機関取引、オンラインや振替注文の電子認証についても定めている。
他方、最近のビットコイン高騰を受け韓国政府が仮想通貨市場の監視強化を目的とした全政府会議を開催した。
同会議は5月28日に開催された。経済財務省や法務省、金融サービス委員会(FSC)の関係者が参加し、主にビットコインが最近1000万ウォン(約91万円)を突破したことを協議した。なおビットコインは1年前にも同様の価格を付け、過熱市場の兆候と見られていた。