4日、仮想通貨市場は大幅に下落している。ビットコインは1週間以上ぶりに8000ドル台を下回っている。
4日午後12時30分時点でビットコインは8.6%安の7971.6ドルを付け、直近2週で最大の下落幅となった。なお5月30日には年初来の高値となる8925.5ドルを付けていた。
5月26日以来何度か9000ドル台をテストしてきたものの、今日の下落で上げ相場は帳消しとなっている。
4日午後5時25分時点でイーサリアムは6.13%安の246.47ドル、XRPは6.53%安の0.41178ドル、ライトコインは7.30%安の103.787ドルを付けている。
フェイスブック(NASDAQ:FB)やJPモルガン(NYSE:JPM)が独自の仮想通貨を発行するという報道が仮想通貨の上げ相場を支えてきた。
4日仮想通貨が下落した理由は不透明だが、4か月続伸という急速な成長の中での調整下げだろうと指摘するアナリストもいる。
なおこの下落の前では、ユーロパシフィックアセットマネジメントのPeter Schiff氏が仮想通貨市場が「フェイクの強気心理に溢れており、仮想通貨は通貨としても価値保存手段としても機能していない」と注意喚起していた。