ビットコインは今週初めに10%以上下落したのち、調整局面が続いている。
6日午後5時21分時点でビットコインは0.62%安の7776.0ドル。
ビットコインアナリストのOliver Isaacs氏は、ビットコインが「今年終わりか来年初めまでには25000ドル台に達するポテンシャル」を有するとして楽観視している。
「直近の反発には、地政学的・技術的要因、そして仮想通貨規制など様々な要因が影響している。米中貿易戦争により、リスクヘッジとしてのビットコインがにわかに注目を集めている」
イーサリアムは0.58%安の244.32ドル、XRPは0.84&安の0.39820ドル、ライトコインは0.07%安の103.840ドル。
またフェイスブック(NASDAQ:FB)は仮想通貨関連プロジェクトを今月発表する。CNBCが5日に報じた。
同社は詳細をほとんど明らかにしておらず、市場の注目が集まっている。
米国規制当局の商品先物取引委員会(CFTC)は、フェイスブックと独自ステーブルコインの発行について協議を進めているという。2日、フィナンシャル・タイムズが報じた。
米証券取引委員会(SEC)は、「仮想通貨企業」とうたうロングフィン社と同社のミーンバリCEOを詐欺容疑で告発した。SECが6月5日にプレスリリースを公開した。SECは、ロングフィン社がナスダックに留まるため収益の90%を工作して40万株超を売却したが、それを裏付ける資金はなかったとしている。
ロングフィン社は2017年にブロックチェーンへの事業転換を発表し、当時の株価は記録的な高値を付けていた。