技術が進歩するに連れ、個人データがますます現実の問題と直結するテーマとなっている。仮想通貨業界の多くの者が、データプライバシーを重視している。しかしシンディ・コーン氏によれば、市場参加者たちの最善の努力は、中央集権的な企業や規制機関によって台無しにされる可能性があるという。コーン氏はデジタル著作権に重点を置く非営利団体「電子フロンティア財団(EFF)」の事務局長である。
コーン氏は3日、「インターネット:私たちのデータは誰が所有する?」と題されたウェブサミットの公開討論会に参加した。彼女はこのタイトルを指し、「実は、これは間違った質問だと思う。問題は、データをコントロールするのが誰かということだと考える」と説明した。